
この作品は私がこれからずっと続けていこうと思っている作品です。
ちいさな本のような作品で、ページをめくるごとにさまざまな母(女性)の感情が読み取れます
ジェンダレス時代とは言っても、まだまだ気付いていない重い鎖のようなものがあり、それに悩む事さえ出来ないでいる人が多いのが現実
男や女であること、周囲の影響
そして一番大きな母親という存在
それについて深く考えるのは無意識にタブーのような気がしていたけれど、母をみつめることで私達はもっと自分自身を分かってあげられるのではないか?

この作品は とても暗く 重いので
好き嫌いが別れるものです
目を背けたくなる方もいれば
笑って馬鹿にするような人もいます。
物事にはタイミングがあり 見たくない時は まだ見る時では無いし 必要な人はきっと吸い込まれる
そんな作品です。
展示の度に 見た人から「あなたにとっての母親とは?」という話を頂き、また一つページが増えて行きます。
いつかは全ての母親が作品内にいるように
そして母親という大きな存在に捕らわれて、動けなくなっている人がそれに気付いて本当の自分を見つけられるように。
まだまだ始まったばかりですが、頭の中には本の中を飛び出して、いつかは大きな展示をしたいと考えています。

私が描いて それをみて誰かが衝撃的に心動かされたり 何かよくわからないけど不思議な事が起こる
時々絵の力は怖いなと思う時もあります
それでも 私はこれをずっと作って
自分もだけれど 一人でも
誰かの心が軽くなるといいなと
よく分からない使命感みたいなもので製作を続けています。

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