JAZZの展示と絵

春の展示のお礼も込めて、また秋か冬頃にガラス絵描くよ、なんて話をして展示を終え、気付けば冬に。

今回のガラス絵と少しの展示、キッカケは店主のアミさんが

『JAZZって、良くない?!今度はJAZZをテーマにガラス絵どう?』

と満面の笑みで話してくれたこと。

私は、音が無いのが苦手で、いつも何かしらの音がしている方が落ち着くタイプ。物心ついた時から寝る時にはいつも何かの音楽をかけて寝ていた。(音が無いのが、怖かったというのもあるけど)

自分でやるのは全く向いてないのだけど音楽は、大好きで。母からはクラッシックに7-80年代JPOP、父からはJAZZやシャンソン、兄からはヘビメタ、ロック、友人からは流行り曲などなど…好きな音楽を語り出したらキリがない。

そんな感じで、絵を描くのと同じくらいか、いやそれ以上に音楽は常に聴いている。ジャンルはバラバラで、ほぼ描きながら何か聴いている。描かない日、聴かない日は無い。

そんな私に舞い降りたJAZZの絵ばなし。

答えはもちろん

『面白い!やろう!』

の一択だった。

そして、そんな話をしたら、すぐ描きたくなって、ガラス絵を待てずに何点かの小さな作品がうまれた。まずはワルツ・フォー・デビー。

walts for

音が跳ねて、雨の公園の中を踊るように跳ねるように嬉しそうに傘をさして歩く10代くらいの女の子。スカートの裾に落ちてきた雨の雫が、ポロンポロンと音を落としていく…

そんなイメージが湧きました。音に合わせて描くので筆は使わず、手で描いたりクレパスや色鉛筆で仕上げました。

そして次に描いたのがサラ・ボーンのサマータイムという曲。これは昔から、夏の夜に聴くことが多くて、ねっとりとした夏の夜の暑さが見事に表現されているのです。なので描いてみたい!と思って描きました。

Summer time

もっとねっとりとしていて、蒸し暑い感じ…黒いのに白いみたいな言葉では上手く言えませんが、出来なかった。悔しくて、今の力だとこれで、でもまた挑戦したいと思いました。もっと空気を捕まえようとしないといけないって感じました。

そしてお次は有名なフライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン。この絵は、毎日通る橋から眺める川面の夜の光が、寒くなるにつれ輝きを増し、キラキラ綺麗で…描きたいなと思っていた気持ちと偶然聴いた曲がピッタリとハマって出来ました。

Fly me to the moon

歌姫に恋する街の全てを持ってるような男の人。だけど歌姫は街の灯りが眩しすぎて、その恋に気付けない。手を振る男たちに、川が流れるように私の華も終わるのよとか歌っている。そんな感じ。

出来上がり近くで、いつも私は上手く行かなかったところがあって、でもそこを直すと他が崩れるのでそこは諦めるか、そこを直して失敗に終わるか。ギリギリまで迷うのです。自分にしか分からないけど、とても難しいし、大変で。満足してしまったら終わりだと思っていて。完璧にはなれない。

もちろん、その中でもちょこっとは良いなと思うところがあって、毎回違うから楽しくて。辛いけどやめられないのです。

とにかく「JAZZを描く」楽しめました。もっと沢山描きたかったですが、展示場所のサイズと時間が足りなかったので、ひとまずこの3つを展示しています。

音楽と絵は繋がっているし、いつかきっと…もっと数を増やして、たくさんの作品でやる日は来ると思う。大きな場所で展示して、その時にはJAZZを聴けるイベントなんかもやったら楽しいだろうな。いつになるやら。

さて、話は戻って。窓ガラスです。

アミさんチョイスのJAZZが店内に流れる中、店の雰囲気と音に集中します。これは、前作品と違って色々なJAZZが流れてくるのでちょっとまた違う。また面白い勉強になりました!さてどうしよう…

初めに浮かんだのは階段のステージ。上には2人のカップルがポーズを決めてて、階段には昆虫たちがJAZZセッションしてる。森なのか街なのか公園なのか不思議な場所。と思ってガラスに階段描いてみたら、横長で全然入らない。思ってたイメージは縦長だったので諦める。

気持ちをリセットして音を聴きながらガラスを眺める。やっぱりなんだか楽しそう。そうだ…ダンスパーティーを上から眺めてるあの感じ!それにしよう。

次から次にくるくる人が回って来ては流れていく。花が咲くみたいに、いろんな人の色んな気持ちが混ざってる。そんなイメージで

見えにくい…
ガラスは結局見えにくい。

描きました。ガラスを生かして外からも中からも光が綺麗にみえるように、線や点で描きました。ガラスの前に外灯もあり、写真がうまく撮れないのが残念です。

こちら全てピッコロさんにてご覧になれます。https://g.co/kgs/T7Qqin7(カレーと焼菓子piccolo)

いつまでかな?2025年開けまではまだあると思いますので、沼津にお越しの際は是非ご覧ください。

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この記事を書いた人

静岡県在住。音楽や動植物にきっかけを貰い、絵を描いています。fete三島醸造所のボトルデザイン担当。

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